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公開文化講座

2011年4月23日(土)

「京菓子の世界」

山口 富藏 氏(末富 主人)

今のような甘い御菓子が百花繚乱と展開したのは、今から約300年前のことです。やがて庶民の間にも駄菓子風のお菓子が、江戸時代も後半になり砂糖がようやく出まわって、普及するようになりました。
そのような歴史的な事実も踏まえながら、丹波大納言などを用いる餡のことや和三盆、寒天、薯蕷芋(じょうよいも)などの種々な素材のこと、その他に御菓子の保存の仕方、盛りつけや運ぶ際の注意点など、心得ておけば菓子が生きる話を伺いました。また、色彩で季節を表現する京菓子の華ともいえる金団(きんとん)を、実際に山口氏に作っていただき、熟練の技を披露いただきました。

山口 富藏 氏 末富 主人山口 富藏 氏
末富 主人
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