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公開文化講座

2008年6月21日(土)

「見なおそう茶室を(その1)
 第2回 茶の湯は露地入から始まる」

中村 昌生 氏(京都工芸繊維大学 名誉教授)

茶室には必ず露地という庭がついています。利休は、露地口を入る時から茶の湯は始まる、と教えています。露地も茶室と一続きの茶の湯の場でした。そこは茶室を通る道すがらであり、あくまで客が歩く道を主体に組み立てられているのです。茶の湯にはなぜ露地が必要なのか、露地はどのように発展したのか、そして露地はどのように組み立てられるか、など多様な露地の基本を解説いただきました。

中村 昌生 氏 京都工芸繊維大学 名誉教授中村 昌生 氏
京都工芸繊維大学 名誉教授

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