記念講演会
熊倉 功夫 氏
MIHO MUSEUM 館長
特別展の主題「表千家と数寄者 而妙会の絆 ―家元の継承に際して―」にもとづき、2回の講演会が開催されました。
2018年11月18日(日)
「家元の代替りと隠居」
熊倉 功夫 氏(MIHO MUSEUM 館長)
千利休以来、的々相伝されて今日まで家元が継承されてきました。利休より少庵へは綱渡りのような危うさの中で継承。宗旦は隠居という形式をとって千家の伝統を盤石と固めました。四代江岑宗左より家元のお名前が宗左(宗佐)と決まり、また隠居された時は宗旦号を名乗るのが慣例となりました。猶有斎宗匠が代を継がれ而妙斎宗匠は歴代で五人目の宗旦になられました。代替りと隠居制度の中に秘められたご苦労と智恵の数かずをお話しいただきました。

MIHO MUSEUM 館長
主催 | 表千家北山会館、京都新聞 |
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後援 | 京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都市内博物館施設連絡協議会 |