公開文化講座
2017年2月11日(土・祝)
「和菓子と季節感」
後藤 宏之 氏(御菓子司 嘯月主人)
和菓子の歴史をたどると、7~9世紀、遣唐使によって日本に唐菓子がもたらされ、やがて黒糖や白糖の製造、輸入により、和菓子は江戸の元禄文化の時代に開花し、その後も洗練されてきました。和菓子は季節感をとても大切にし、和菓子を見れば季節がわかります。
この講座では、和菓子とは何か、なかでも四季が織りなす風光明媚な京都で発展した京菓子の特長、和菓子のいわれや年中行事との関わり、和菓子への思いなどについてお話しされ、実際に季節の和菓子づくりの一端をご披露いただきました。

御菓子司 嘯月主人