公開文化講座
2018年6月30日(土)
「古唐津の歴史」
久保山 炎 氏(田中丸コレクション 学芸員)
日本陶磁史上、もっとも日本人の美意識を反映し、力強く個性豊かなうつわを展開した桃山時代の茶陶。
「うつわは"円形”で"左右対称”」等々、それまでの常識を打ち破り、より新しい表現へと進むなかで、朝鮮半島の先進技術を有する新興の唐津窯は、どのような茶陶を造りだしていったのか?
文禄、慶長年間の茶陶をリードした美濃窯との市場競争など、当時の時代背景をふまえながら、古唐津の歴史をお話しいただきました。
