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公開文化講座

2010年3月27日(土)

「逸話で読み解く茶の湯の歴史(その2)
 第3回 宗旦と弟子衆たち」

生形 貴重 氏(千里金蘭大学 教授)

利休の孫宗旦は千家を復興し、子どもたちも三千家として利休の流れの茶の湯を引き継ぎます。宗旦と親交のあった片桐石州において天下の宗匠というあり方はなくなります。下剋上の時代も終わり、武家の儀礼としての茶の湯は完成したのでした。しかし、利休の侘び茶は、三千家の他にも宗旦四天王とよばれた宗旦の弟子衆にも引き継がれて展開します。茶の湯は、近世の茶の湯として新たな流れを形作り出します。千家と宗旦の弟子衆をめぐって考えていただきました。

生形 貴重 氏 千里金蘭大学 教授生形 貴重 氏
千里金蘭大学 教授
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