公開文化講座
「茶の湯の歴史(その4)
2010年9月18日(土)
「茶の湯の歴史(その4)
第2回 千道安と少庵」
熊倉 功夫 氏(林原美術館 館長)
千道安は利休の実子で、少庵は養子です。二人は同じ年の生まれ、しかも二人はすぐれた茶人でした。しかし結果としては、少庵の子孫が三千家を形成し、今日揺るぎない茶の湯の世界を形成するに至りました。一方、道安の系統は堺の千家を継承しながら、茶の家としては確立せずに消滅してしまいました。その二人をとりあげました。

林原美術館 館長