公開文化講座
2011年9月27日(火)
「茶室の花-風炉の頃-」
菅田 健三 氏(表千家同門会 理事)
床の間の空間、茶室の広さと明るさなどいろいろな条件を加味して、花一輪をいかに生かすかに心をつかうのが、茶室の花といえましょう。
また、この時にはこの花を使いたいと思い、花入を選ぶ場合と、この席にはこの花入をと、まず考えてから花を選ぶこともあります。いずれにしても花と花入の出合いを考え、工夫を凝らすことは大事です。
床の前に座して花を見る人に、花の生命を感じていただけるよう、花が入れられるように心がけたいものです。
今回は風炉の時節の花についてお話をいただきました。

表千家同門会 理事