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公開文化講座

2011年10月10日(月)

「茶の湯の歴史(その5)
 第2回 千宗旦の茶の湯の逸話」

熊倉 功夫 氏(静岡文化芸術大学 学長)

千宗旦は少庵のあとをうけて千家を再興し、今日の三千家の基をつくりました。しかしその一生は経済的な困難をのりこえ、息子たちの就職に奔走し、千家の維持に心を痛めるという苦しいものでもありました。その努力の結果、今日の千家があるといっても過言ではありません。
宗旦の一生にまつわるさまざまな逸話がその子孫たちの手で残されてきたことが最近わかってまいりました。それは知られざる宗旦の真の人間像であるともいえます。
今回は、2回に分けて、宗旦の一生と、千家に伝わる逸話から新たな宗旦像を探りました。

熊倉 功夫 氏 静岡文化芸術大学 学長熊倉 功夫 氏
静岡文化芸術大学 学長
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