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公開文化講座

2012年5月16日(水)

「宮廷文化の栄華~近衞家・陽明文庫の名宝~」

名和 修 氏(陽明文庫 理事・文庫長)

近衞家は天皇に代わり政治をとりおこなう「摂政」「関白」という高い位につくことができた五摂家の筆頭の家柄です。大化改新(645年)に功績のあった藤原鎌足や平安時代に政治の中枢で活躍した藤原道長はご先祖にあたり、道長から数えると千年以上連綿と続いています。
その近衞家29代当主で、内閣総理大臣を務めた近衞文麿公が昭和13年御家に伝わる遺品、宝物などを保管するために設立されたのが、陽明文庫です。
今回の講座は、平安時代より伝わる道長筆『御堂関白記』(国宝)をはじめとする膨大な数の蔵品より、古文書、古記録、名筆類、茶道具、その他の工芸品といったジャンルから名品を選び、その映像を映写、解説いただき、宮廷文化の彩りにふれていただきました。

名和 修 氏 陽明文庫 理事・文庫長名和 修 氏
陽明文庫 理事・文庫長
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