2015年7月11日(土)

「現代に生きる伝統工芸の技とこころ
　千家十職　黒田正玄家の竹工芸」

黒田 正玄 氏（千家十職　竹細工・柄杓師）
聞き手　熊倉 功夫 氏（静岡文化芸術大学 学長）

千家十職の14代黒田正玄氏は、13代正玄氏の長女益代としてお生まれになり、平成26年1月に黒田正玄家14代を継がれました。黒田家は、初代が柄杓作りの名手として徳川将軍家の御用柄杓師をつとめ、以後、400年をこえる歴史のなかで、柄杓に加え花入、香合、茶器、茶杓など、竹の道具を手がけるようになり、その仕事は今日に受け継がれています。お家のことについてお話しいただきました。