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公開文化講座

2018年10月6日(土)

「芦屋釜の歴史と名品 ~その復元に挑む~」

新郷 英弘 氏(芦屋釜の里 学芸員)

筑前国芦屋津(現在の福岡県遠賀郡芦屋町)において、室町時代を中心に造られた茶の湯の釜の名器「芦屋釜」。本講座では、芦屋釜の名品を紹介しながら、その見どころを探ります。また、唐物隆盛の時代になぜ芦屋釜が好まれたのか、なぜ製作が途絶えたのかなど、歴史的背景を交えつつ、様々な疑問を紐解いていきます。
江戸時代初期頃に製作が途絶えた芦屋釜ですが、近年、その調査・研究を基に技術復元が進んでいます。その復元の難しさや釜の製作工程についても、映像を交えながらお話しいただきました。

芦屋霰地真形釜(芦屋釜の里蔵) 室町時代(15世紀)芦屋霰地真形釜
(芦屋釜の里蔵)
 室町時代(15世紀)
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