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公開文化講座

2019年9月14日(土)

「袋師は茶入に添い 人に添い
 ~お好み、記念の服紗のはなし~」

土田 照雪 氏(千家十職 袋師)

名物裂は茶の湯の世界で生まれました。大名物や中興名物などの名物道具に付属する裂で、総称して「名物裂」と呼称します。
名物裂の名称は、名物道具の名称からとったもの、愛用し所持していた人の名前、所蔵寺院や裂が織られた所の地名、裂自身の文様の名称が由来です。
宗匠方、先生方がお好み裂を作られる時、織物や染服紗の図案、下絵の文様、名称のことなどをご相談しながらお茶にふさわしいものが出来て行く様子などをお話しいただきました。

而妙斎好 翠松紹巴服紗 土田友湖作而妙斎好 翠松紹巴服紗 土田友湖作
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