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茶道文化講座

2022年6月12日(日)

「京都の和食文化」

宗田 好史 氏(京都府立大学名誉教授、前 京都和食文化研究センター長)

芸術文化基本法改正で国が振興する生活文化は茶道、華道、書道、食文化等と定められました。京都は神饌(しんせん)に始まり、大饗(だいきょう)、本膳、有職(ゆうそく)と食文化史が発展し、特に禅宗の精進料理と茶の湯から生まれた懐石が中核をなします。今も精進料理や懐石料理の伝統は、寺院や茶家を中心に受けつがれ、世界的評価を得ています。一方、私たちの食文化は変化しました。そこで、この美しい和食文化を守り伝えようとユネスコ無形遺産に登録しました。

宗田 好史 氏
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