これまでの展示
「家元に伝わる茶の湯の道具(二)
表千家歴代ゆかりの棚と水指」
主な展示道具
偕楽園製 寿の字水指 徳川治宝公より吸江斎拝領

紀州徳川家10代藩主・治宝(はるとみ)公は、9代了々斎時代の文政2年(1819)より、西浜御殿の偕楽園において御庭焼(おにわやき)をはじめました。浅黄と紫の交趾釉を用いたこの華麗な水指は、天保15年(1844)に10代吸江斎が拝領したものです。
紀州徳川家10代藩主・治宝(はるとみ)公は、9代了々斎時代の文政2年(1819)より、西浜御殿の偕楽園において御庭焼(おにわやき)をはじめました。浅黄と紫の交趾釉を用いたこの華麗な水指は、天保15年(1844)に10代吸江斎が拝領したものです。