「家元に伝わる茶の湯の道具(三)
表千家歴代ゆかりの床を飾る道具」
主な展示道具
如心斎好 金巻水蒔絵置筒花入 銘 さみだれ

6代覚々斎により、黒漆の上に銀で巻水の蒔絵を施した置花入が好まれていますが、7代如心斎はそれを金蒔絵に変えて、より華やかな好みの置筒花入が出来上がりました。花入の裏面には、如心斎によって「さミたれ(さみだれ) 左(花押)」と銘が漆書きされ、11代碌々斎の箱書きが添っています。
6代覚々斎により、黒漆の上に銀で巻水の蒔絵を施した置花入が好まれていますが、7代如心斎はそれを金蒔絵に変えて、より華やかな好みの置筒花入が出来上がりました。花入の裏面には、如心斎によって「さミたれ(さみだれ) 左(花押)」と銘が漆書きされ、11代碌々斎の箱書きが添っています。