表千家北山会館

これまでの展示

家元に伝わる茶の湯の道具(三)
表千家歴代ゆかりの床を飾る道具」

主な展示道具

利休所持 高麗筒花入

利休所持 高麗筒花入

利休がこよなく大切にした焼物の筒花入で、ことに晩年の茶会によく用いられました。内箱の底に「宗易」の書付けがあり、利休の筆とされています。また、この花入には利休の妻、宗恩手縫いの袋も添っています。
4代江岑宗左は「利休は、この筒花入と鉢開の黒茶碗、墨跡があれば山居してもさみしくはあるまい、と語られた」という伝承を茶書に書きとめています。

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