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第13回 茶の湯文化にふれる市民講座

テーマ「茶の湯の竹工芸」

竹細工・柄杓師である黒田正玄家の歴代の作品を展示する特別展にあわせて、テーマを「茶の湯の竹工芸」といたしました。作り手の立場から見た竹、あるいは植物学的側面から見る竹の個性、また、茶の湯のなかにある竹の存在感や茶の湯の歴史に登場する竹の名物道具など、専門の方々をお招きして、いろいろな角度から竹工芸の世界を探求しようと企画いたしました。

2008年11月8日(土)

「茶の湯のなかの竹」

貫名 義隆 氏(表千家)

イネ科に属する竹は、古くから日本人の身近にありました。棹や筆の軸、加工され篭(かご)や笊(ざる)、桶の箍(たが)などの日用品、そして食用などとしても多方面に用いられてきました。
このような日常の雑器ともいえる竹を、床に飾る花入として、一級の芸術品に作り上げた茶人の美意識と工(たくみ)の技について考えてみます。

貫名 義隆 氏 表千家貫名 義隆 氏
表千家
主催 表千家北山会館、京都新聞社
後援京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、NHK京都放送局
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