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第18回 茶の湯文化にふれる市民講座

少庵四百年忌特別展の会期中、4回の講座が開催されました。講師として、小説『利休にたずねよ』で直木賞を受賞された作家の山本兼一氏をはじめ、茶室研究の第一人者である中村昌生氏、茶の湯文化史研究を代表する村井康彦氏、熊倉功夫氏にご出講いただきました。
利休から少庵、そして宗旦へと受け継がれた千家の茶の湯と三千家成立への道をたどりました。

2013年11月9日(土)

「少庵と茶室」

中村 昌生 氏(京都工芸繊維大学 名誉教授)

千家の再興を担った少庵が、千家の茶の象徴として建てた茶室には、どのような思想がこめられていたのでしょう。聚楽屋敷の茶室や書院に示された利休の創意を、寸法書と残月亭で、子孫に伝えたのは少庵でした。少庵の遺構と伝える会津の麟閣や西芳寺湘南亭には、少庵の好みが、どのように伝えられているのでしょう。

中村 昌生 氏 京都工芸繊維大学 名誉教授中村 昌生 氏
京都工芸繊維大学 名誉教授
主催 表千家北山会館、京都新聞
後援京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都市内博物館施設連絡協議会
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