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第18回 茶の湯文化にふれる市民講座

少庵四百年忌特別展の会期中、4回の講座が開催されました。講師として、小説『利休にたずねよ』で直木賞を受賞された作家の山本兼一氏をはじめ、茶室研究の第一人者である中村昌生氏、茶の湯文化史研究を代表する村井康彦氏、熊倉功夫氏にご出講いただきました。
利休から少庵、そして宗旦へと受け継がれた千家の茶の湯と三千家成立への道をたどりました。

2013年11月16日(土)

「千少庵の生涯-芸道と血脈の交叉するとき-

村井 康彦 氏(国際日本文化研究センター 名誉教授)

千家の家督・茶統がなぜ実子の道安でなく養子の少庵(後妻宗恩のつれ子)に受け継がれたのか、という疑問は古くから持たれて来ました。利休賜死から千家再生までの間になにがあったのか。限られた史料の検討を通して、今年四百年忌を迎えた少庵(1546~1614)の存在とその役割を確かめました。

村井 康彦 氏 国際日本文化研究センター 名誉教授村井 康彦 氏
国際日本文化研究センター 名誉教授
主催 表千家北山会館、京都新聞
後援京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都市内博物館施設連絡協議会
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