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第18回 茶の湯文化にふれる市民講座

少庵四百年忌特別展の会期中、4回の講座が開催されました。講師として、小説『利休にたずねよ』で直木賞を受賞された作家の山本兼一氏をはじめ、茶室研究の第一人者である中村昌生氏、茶の湯文化史研究を代表する村井康彦氏、熊倉功夫氏にご出講いただきました。
利休から少庵、そして宗旦へと受け継がれた千家の茶の湯と三千家成立への道をたどりました。

2013年11月30日(土)

「少庵と宗旦」

熊倉 功夫 氏(静岡文化芸術大学 学長)

少庵は奥州の地から京都に戻り、秀吉、徳川秀忠の茶堂もつとめたと思われます。利休遺愛の道具も少庵・宗旦父子に秀吉から戻されて、千家は復活しました。いつの頃か時期はわかりませんが、少庵は宗旦に家督を譲り隠居します。慶長13年(1608)に少庵・宗旦父子の茶会記が残っていますので、それを中心に当時の茶の湯をふりかえってみました。

熊倉 功夫 氏 静岡文化芸術大学 学長熊倉 功夫 氏
静岡文化芸術大学 学長
主催 表千家北山会館、京都新聞
後援京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都市内博物館施設連絡協議会
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