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第15回 茶の湯文化にふれる市民講座

テーマ「樂家の茶碗-その美と歴史-」

樂家の茶碗は、茶の湯を学ぶ人びとのあこがれの的です。いいかえるなら、樂茶碗のない茶の湯など考えられません。なぜこれほど茶人に樂茶碗が愛されるのか、その秘密に迫りました。
樂茶碗に精通する方々をお招きし、樂茶碗の出現の要因はどのようなものだったのか、つくり手の側から見た樂茶碗の特質や創作の秘密、千家と樂家の歴代の交流とその時代など、さまざまな視点からお話しいただきました。また、樂家の歴史、その美、千家史料に見る樂茶碗など総合的な話題をとりあげる鼎談も開催しました。

2010年10月23日(土)

「樂焼を楽しむ」

貫名 義隆 氏(表千家同門会 理事)

利休の指導によって長次郎が作った樂茶碗(今焼茶碗)は、茶の湯のために作られた茶碗であり、利休の茶風や感性を表現する代表的な茶碗といえます。
以後、代々の家元や茶匠達も樂茶碗の中にそれぞれの茶風や心を写し表現しています。時代と樂焼、家元と樂焼など、茶の湯と樂焼の係わりを楽しんでみました。

貫名 義隆 氏 表千家同門会 理事貫名 義隆 氏
表千家同門会 理事
主催 表千家北山会館、京都新聞社
後援 京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、NHK京都放送局、
京都市内博物館施設連絡協議会
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