特別展
「千家十職 樂家の茶碗
「千家十職 樂家の茶碗
-極められた赤と黒の美-」
2010年10月9日(土) ~ 12月19日(日)
千家十職のなかで、代々樂焼の本流を伝え、手づくねの茶碗づくりを生業としている家が樂家です。樂家の始祖はあめやと呼ばれた帰化人で、このあめやの子が初代長次郎です。長次郎が千利休と出会い、天正年間中頃から利休の創意を受けて茶碗をつくりはじめ、樂焼が誕生しました。
以来400年以上、樂家は代々茶碗をつくり続けています。歴代は、初代を長次郎、2代を常慶とし、以後14代までは隠居名で呼ばれ、2代常慶以降、15代(当代)までは代々が吉左衞門を襲名しています。
今展観では歴代の作品を通覧し、その美と技にふれていただき、あわせて千家との交流を伝える掛物などを通して400年を越える樂家の歴史も紹介いたしました。

主な展示道具
主催 | 表千家北山会館、京都新聞社 |
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後援 | 京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、NHK京都放送局、京都市内博物館施設連絡協議会 |